出版社内容情報
ポーランド西部のルヴフ(現ウクライナ領リヴィウ)の大学で美術史の教員をしていた筆者が、1939年のソ連侵攻から逃れた先で、次はナチスに捕らえられ、ドイツの強制収容所で過ごした日々を綴った回想録。ポーランドで大きな反響を呼んだ著書の待望の邦訳。
編者によるまえがき
はじめに
第一章 ルヴフ――一九三九年九月二二日?一九四〇年五月三日
第二章 クラクフ――一九四〇年五月?一九四一年六月
第三章 総督府巡回――一九四一年七月?一九四二年三月
第四章 スタニスワヴフ――一九四二年三月?一九四二年七月七日
第五章 ルヴフのウォンツキ通りにて――一九四二年七月八日?一九四二年一一月二八日
第六章 ベルリン――一九四二年一一月二九日?一九四三年一月九日
第七章 ラーフェンスブリュック――一九四三年一月九日?一九四五年四月五日
第八章 イタリア
エピローグ
写真――ランツコロンスキ家のアルバムから
註
人物目録
付録1[ハンス・クリューガーによって殺害されたルヴフの教授名]
付録2[親衛隊大将カルテンブルンナーから国際赤十字総裁への手紙]
訳者によるあとがき
人名索引
カロリナ・ランツコロンスカ[カロリナ ランツコロンスカ]
著・文・その他
山田 朋子[ヤマダ トモコ]
翻訳
目次
第1章 ルヴフ―一九三九年九月二二日~一九四〇年五月三日
第2章 クラクフ―一九四〇年五月~一九四一年六月
第3章 総督府巡回―一九四一年七月~一九四二年三月
第4章 スタニスワヴフ―一九四二年三月~一九四二年七月七日
第5章 ルヴフのウォンツキ通りにて―一九四二年七月八日~一九四二年一一月二八日
第6章 ベルリン―一九四二年一一月二九日~一九四三年一月九日
第7章 ラーフェンスブリュック―一九四三年一月九日~一九四五年四月五日
第8章 イタリア
写真―ランツコロンスキ家のアルバムから
付録
著者等紹介
ランツコロンスカ,カロリナ[ランツコロンスカ,カロリナ] [Lanckoro´nska,Karolina]
1898~2002。1898年、ポーランド人大貴族の家に生まれる。ウィーン大学で美術史を学び、1936年からルヴフ大学美術史助教授。第二次大戦開始後、ソ連占領下のルヴフで地下抵抗運動に参加する。1940年5月にドイツ占領下のクラクフに移り、傷病兵の看護や囚人支援活動に従事。1942年5月にナチに逮捕され、1943年1月から45年4月までラーフェンスブリュック強制収容所に収監される。解放後はイタリアに留まり、在外ポーランド人の支援活動や教育文化活動に従事する
山田朋子[ヤマダトモコ]
明治大学文学博士。専門はポーランド近現代史。明治大学、専修大学、国士舘大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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