目次
第1章 サインズ・オブ・セーフティ・アプローチの理論と方法(サインズ・オブ・セーフティ・アプローチ)
第2章 サインズ・オブ・セーフティ・アプローチの実践(体調不良で8年間子どもを施設に預けていた母が子どもを取り戻すまで;お母さんがセーフティ・パーソンの協力を得てSofSの一連の取り組みを迅速に行い、一日で家庭引き取りになった取り組み;家族自らが示したゴールに向かい、修正を重ねながらセーフティ・プランを完成させた取り組み;ママ、ババ、地域の人の問題だらけの子育て奮闘記;子育てできないと言われてきたお母さんが子どもたちの声に応えるまで;親子が一緒に生活すらための道のり;姉弟間暴力の解決に向けて家族本来の力を取り戻していった取り組み;今後の子どもの安全な生活に焦点をあてて家族と一緒に考えたこと)
第3章 サインズ・オブ・セーフティ・アプローチのスタートアップ(サインズ・オブ・セーフティの実践を柱にするためのガイド;さいたま市児童相談所における、サインズ・オブ・セーフティ・アプローチの組織的導入について)
著者等紹介
菱川愛[ヒシカワアイ]
東海大学健康科学部社会福祉学科准教授。精神保健福祉士。サインズ・オブ・セーフティ・アプローチ認定講師(Signs of Safety Licensed Trainer)として継続的な研修と教材開発、また子どもの被害確認面接スペシャリストとして主に性虐待事案の被害児童の面接(臨床)に従事している
渡邉直[ワタナベタダシ]
千葉県市川児童相談所所長、臨床心理士。千葉県健康福祉部児童家庭課主査、児童相談所診断指導課長等を経て現職。非暴力コミュニケーションの基本“八策”をまとめ、全国各地で相談員等を対象とした研修会を精力的に行っている
鈴木浩之[スズキヒロユキ]
神奈川県中央児童相談所虐待対策支援課課長。臨床心理士。社会福祉士。児童福祉司として勤務。GNCPTC(Gundersen National Child Protection Training Center)司法面接講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。