目次
1 カリブ海世界への招待
2 ヨーロッパによる破壊と「植民地」という秩序の形成
3 欧米植民地統治からの独立とその後
4 多人種・多民族が共存するカリブ海世界の姿
5 欧米におけるカリブ系社会と混交文化
6 融合と混交による独自のカリブ海文化の生成
7 現代カリブ海世界の政治
8 カリブ海世界の連携―経済社会開発を目指して
9 グローバル化するカリブ海世界
10 カリブ海世界と日本―相互交流の現状と未来
著者等紹介
国本伊代[クニモトイヨ]
中央大学名誉教授。日本ボリビア協会理事。(公財)海外日系人協会評議員。歴史学博士(テキサス大学オースティン校)、学術博士(東京大学)、日本ラテンアメリカ学会理事長(1998‐2000年)。歴史学・ラテンアメリカ近現代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
1
ふむ2024/11/20
印度 洋一郎
1
耳慣れない「カリブ海世界」とは?カリブ海の島々、及び南米北東部のギニア地方、更に中米東岸のベリーズなどを含む地理的概念。中南米にあって、歴史的にラテンアメリカに属さない圏、元のイギリス領、フランス領、オランダ領など(その対象となるキューバとドミニカ共和国は旧スペイン領だが)を包含している言える。まとめてはみたが、その内実はなかなか多様で複雑な地域を地理、歴史、政治、経済、文化など様々な側面から解説していく本は、日本では珍しいだろう。旧英領は小さな島国も多いが、まとめて連邦化して独立させる構想は頓挫した2024/07/17
moti moti
0
カリブ海を知るために読んだけど、色々ありすぎて余計に分からなくなった。とりあえずカリブ海は複雑ということは分かった。2021/07/21
いとう・しんご singoito2
0
ラテン音楽が好きなので読みました。2019/03/17
ねええちゃんvol.2
0
★★★2018/02/18