目次
序章 いまなぜ住宅手当か―新しい社会リスクと日本
第1章 閉塞化する若者のライフ・トランジション
第2章 無視されている子どものアフォーダビリティ
第3章 「終の住み処」をどう再構築するのか
第4章 住宅政策としての住宅手当の不在―日本型デュアリスト・モデル
第5章 ゆきづまる持家の「大衆化」とその再編―イギリスの動向
終章 閉塞社会からの脱却―「重層的な住宅セーフティネット」を超えて
補章 ジェントリフィケーションと住宅手当―ニューヨークの動向
著者等紹介
小玉徹[コダマトオル]
1953年、秋田県に生まれる。1984年、名古屋市立大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。現在、大阪市立大学大学院創造都市研究科教授。1983年、第10回東京市政調査会藤田賞。2012年、都市住宅学会学会賞論説賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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