目次
序論
第1章 前イスラーム期のテュルクとその先駆者たち
第2章 イスラームと帝国―セルジューク朝からモンゴル帝国まで
第3章 ティムールから「火薬の時代」までのイスラーム帝国
第4章 近代世界のなかのテュルク―改革と帝国主義
第5章 テュルクとモダニティ―共和主義者と共産主義者
結論 テュルクの隊商をふりかえる
著者等紹介
フィンドリー,カーター・V.[フィンドリー,カーターV.] [Findley,Carter Vaughn]
1941年生まれ。オハイオ州立大学人文学卓越名誉教授。トルコ研究協会(Turkish Studies Association)会長および世界史協会(World History Association)会長を歴任
小松久男[コマツヒサオ]
1951年生まれ。中央アジア近現代史。東京外国語大学特別教授、東京大学名誉教授
佐々木紳[ササキシン]
1976年生まれ。トルコ近現代史。成蹊大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えそら
5
オスマン朝専門史家の書いテュルク諸民族の通史。古代から現代までを網羅してはいるものの、やはりそこはオスマン朝の研究者で内容の半分近くはオスマン朝~トルコ共和国で、知りたかった内容は少なく残念だった。「そこんとこをもう少し詳しく!」と思わないではいられない。 旧ソビエト内のタタールに言及している資料は少ないので、本書で触れられていたことは本当に有難かった。もう少し詳しく知りたい。2017/12/16
ヨシツネ
1
トルコか中心なのでほかの近代内陸アジアが薄いのは物足りない2018/06/18