内容説明
加盟国及びパートナー国の人々の幸福な暮らしに欠かせない構成要素を統計値に基づいて解説。シリーズ3冊目では、第一に、子どもの幸福の分析を行った。その結果、全ての子どもが人生で良いスタートを切れるわけではなく、裕福でない家庭の子どもは、大きなリスクに直面していることが判明した。第二に、経時的な幸福の維持に重要な役割を果たす、自然資本、人的資本、社会関係資本、経済資本をとらえる新しい指標を導入した。第三に、ボランティア活動に注目し、ボランティア労働が良い循環を生み出すことを見出した
目次
第1章 今日の幸福と明日の幸福:概観
第2章 数字でみる人々の暮らし
第3章 未来の幸福のための資源
第4章 子どもの幸福
第5章 与えることの価値:ボランティア活動と幸福
第6章 地方に目を向ける:地域別の幸福測定
著者等紹介
西村美由起[ニシムラミユキ]
1988年大阪大学文学研究科前期課程修了。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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