京都の坂―洛中と洛外の「境界」をめぐる

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750344096
  • NDC分類 216.2
  • Cコード C0021

目次

第1章 清水坂(清水坂を歩く;清水坂の成立 ほか)
第2章 逢坂(境界としての逢坂;芸能民と神 ほか)
第3章 長坂(長坂街道を歩く;境界貴族・小野氏 ほか)
第4章 狐坂(狐坂を歩く;三つのルート ほか)
終章 坂の喪失と再生(サカの民俗学;境界の両義性 ほか)

著者等紹介

中西宏次[ナカニシヒロツグ]
1946年8月、京都西陣の聚楽第東堀跡に生まれ、育つ。1971年から2007年まで大阪府立高校教員(社会科、地歴公民科)、2009年から2014年まで京都精華大学人文学部特任教授。2014年から同大学特別研究員、非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Toska

17
盆地の町・京都にとって、「坂」は外部との境界を意味する。本書に登場する清水坂、逢坂、長坂、狐坂のいずれもが京都の境目だったが、そこは洛中から排除された人々が集まる場でもあった。被差別民、刑吏、障害者、病者、里子、精神病者…近代に至ってはし尿やゴミの処理施設も建設されている。都市民から忌まれ、一方で都市生活に欠かせない様々な機能を果たす「周縁」の歴史。数ある京都本の中でも異色の読み味である。2026/09/25

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