出版社内容情報
耐えられない苦難に陥ったとき、人は誰でも「なぜ私だけが…」と思うのではないでしょうか。チャプレン(宗教援助者)として、ホスピスで死を待つ数多くの人びとと接してきた著者は、人生最期のときに、聖書の言葉で救われていく人びとの姿を見てきました。すべての人の心に沁み入る言葉の数々を紹介します。
まえがき
1 苦難ある人生をどう生きるか
苦難と共にある人生
心の平和
本当の安らぎ
試練の意味
イエスと出会う
2 私らしく生きる
あきらめない生き方
傷跡を生かす生き方
関わる勇気
人生を戦い抜く
願いは使命のはじまり
3 人生を照らす光
内なる輝き
祈りの力
永遠のいのち
天国への切符
温かい存在感
4 ぶれない生き方
人生の土台
賢い生き方
謙虚に生きる
賜物を生かす生き方
「今」を生きる
5 人と関わるということ
いのちの価値
一人の価値
一致して生きる
復讐心との向き合い方
真の赦しとは
6 神の愛を感じるとき
奇跡の癒し
神の愛
奇跡のわざ
信仰の成長
十字架の意味
7 よき援助者になるために
共に喜び共に泣くこと
よき援助者の資質
チームワークの心
執り成しの援助
相手の中にいるキリスト
あとがき
沼野 尚美[ヌマノ ナオミ]
1956年大阪市生まれ。武庫川女子大学薬学部卒業。神戸ルーテル神学校修士課程修了。米国ゴンザガ大学宗教部宣教コース修了。ケンシントン大学大学院行動科学研究科修士課程修了(心理学・カウンセリング専攻)。病院薬剤師から病院チャプレンとカウンセラーに転職。チャプレンとしては淀川キリスト教病院、姫路聖マリア病院などに勤務の後、カウンセラーとしては日本バプテスト病院などを経て、現在、宝塚市立病院緩和ケア病棟、神戸中央病院にてチャプレンとカウンセラーを兼職。京都ノートルダム女子大学非常勤講師。著書に『生と死を抱きしめて――ホスピスのがん患者さんが教えてくれた生きる意味』『いのちと家族の絆――がん家族のこころの風景』(以上、明石書店)、『癒されて旅立ちたい――ホスピスチャプレン物語』『共に生きる道――ホスピスチャプレン物語』『満足して死に逝く為に――ホスピスチャプレンが見た「老い」の叫び』(以上、佼成出版社)。また、講演記録として、CDセレクション・ラジオ深夜便「こころの危機に向き合う時」「生きるということ」(NHKサービスセンター)がある。
内容説明
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。人生の途上で誰もが出会うさまざまな苦難や試練。それをどう受けとめ、乗り越えていくのかを、聖書の言葉に探る。最上の勇気と慰めをくれる一冊。
目次
1 苦難ある人生をどう生きるか
2 私らしく生きる
3 人生を照らす光
4 ぶれない生き方
5 人と関わるということ
6 神の愛を感じるとき
7 よき援助者になるために
著者等紹介
沼野尚美[ヌマノナオミ]
1956年大阪市生まれ。武庫川女子大学薬学部卒業。神戸ルーテル神学校修士課程修了。米国ゴンザガ大学宗教部宣教コース修了。ケンシントン大学大学院行動科学研究科修士課程修了(心理学・カウンセリング専攻)。病院薬剤師から病院チャプレンとカウンセラーに転職。チャプレンとしては淀川キリスト教病院、姫路聖マリア病院などに勤務の後、カウンセラーとしては日本バプテスト病院などを経て、現在、宝塚市立病院緩和ケア病棟、神戸中央病院にてチャプレンとカウンセラーを兼職。京都ノートルダム女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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