出版社内容情報
日本で初めて、かつ唯一の中国一国を対象として1955年に創刊された年鑑。政治・外交・経済・産業から社会・文化・衣食住に至るまで、中国に関する最新情報を網羅する。冒頭の「特集」では前年に中国が直面した課題を扱う。
特集 戦後70年と経済「新常態」
?.総論――力による政権維持はいつまで可能か[伊藤一彦]
?.戦後70年の日中関係と中国の動向――元外交官の追憶と展望[谷野作太郎]
?.強まる民主派弾圧と世論誘導――習近平政権の国家安全戦略[阿古智子]
?.国有企業改革が鍵――成長減速が新常態に[中屋信彦]
?.「一帯一路」とAIIBの真の狙い――習近平政権の新たな挑戦[柯隆]
?.強まる米国との摩擦――中国の軍備拡張[小原凡司]
〈動向〉政治◇台湾・香港・マカオ・華僑◇対外関係◇経済◇文化◇社会
〈要覧・統計〉国土と自然◇人口◇国のしくみ◇軍事◇少数民族◇台湾◇香港◇マカオ◇華僑・華人◇国民経済・国民生活◇財政◇金融◇証券・保険◇農業◇工業◇資源・エネルギー◇交通運輸◇対外経済◇知的財産権◇労働◇暮らし◇社会保障・医療制度◇環境問題◇教育◇NGO・NPO◇文化◇宗教◇日中関係
〈資料〉2015年の中国十大ニュース◇統計公報◇重要文献◇主要人事◇2015年日誌◇要人の往来記録 ほか
中国研究所[チュウゴクケンキュウジョ]
一般社団法人中国研究所は、中国およびアジア諸国との友好を願う立場から、現代中国の政治、経済、社会、文化、教育、歴史を科学的に研究し、相互理解を深めることを目的とする民間研究機関として1946年1月に創設されました。以来今日に至るまで、出版物の編集発行、研究会・講演会の企画開催、専門図書館の運営等を活動の柱とし、日本における中国の調査・研究の拠点として長い歴史を重ねています。