原子力公害―人類の未来を脅かす核汚染と科学者の倫理・社会的責任 (新版)

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原子力公害―人類の未来を脅かす核汚染と科学者の倫理・社会的責任 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750343167
  • NDC分類 539
  • Cコード C0036

内容説明

核開発に直接関わっていた著者たちの内部報告。「核と国家」の内奥を明かした渾身の証言。

目次

なぜ我々は証言するのか
放射線の生物学的影響
技術発展のための勇敢な騎士を警戒せよ
将来の汚染を防ぐための方策
原子力委員会の脅威―口先だけの「公衆衛生」
コロラド高原の悲劇
原子炉
廃棄が許されない放射性廃棄物
プルトニウム―公衆の健康と技術の驕り
核兵器計画
科学と科学者の倫理と社会的責任
科学的異議申し立てが緊急に必要である

著者等紹介

ゴフマン,ジョン・W.[ゴフマン,ジョンW.] [Gofman,John W.]
1918~2007。カリフォルニア大学バークレイ校で核物理化学のPh.D.を得、サンフランシスコ校でM.D.(医学博士号)を得た。1963~69年の間ローレンス研究所の副所長を務め、バークレイ校の医学物理学の教授に就任した。研究分野は多岐にわたり、核物理学(新元素発見や同位体研究など)、放射線化学、高分子、リポタンパク、冠動脈疾患、動脈硬化、放射線生物学、X線分析、染色体とがん、放射線傷害などである。多数の放射線関係書を著している

タンプリン,アーサー・R.[タンプリン,アーサーR.] [Tamplin,Arthur R.]
1926~2007。カリフォルニア大学バークレイ校を卒業し、生化学の学士号、生物物理学のPh.D.を得た。ランドコーポレーションで宇宙開発に携わったのち、ローレンス研究所の生物学・医学部門のグループリーダーに就任。核実験降下物の危険性についての著書数冊などがある

河宮信郎[カワミヤノブオ]
1939年(昭和14年)広島県呉市生まれ。大阪府立三国丘高校卒、東京大学教養学部入学。1960年6/15の後、教養学部自治会委員長に就く。東京大学工学部卒・同修士課程修了(1963年)。名古屋大学工学部助手となり、金属物理学、固体物理学史、科学技術論の研究に従事、博士号取得(工学博士)。中京大学に移籍(1986年)、教養部を経て、経済学部教授(科学技術論、環境科学、環境経済学)、2009年退職(中京大学名誉教授)。エントロピー学会創設に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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田中峰和

5
核開発の危険と無謀性を未来に向けて発した予言書。アメリカ原子力委員会から核利用の生物学的影響の研究を依頼された著者たちは、委員会が望んだ結論と正反対で、核技術開発が人類史的な破滅への道であると結論した。彼らは原理的・実証的に解明し、あらゆる角度から掘り下げ、未来への危険に警告を発した。驚くべきは本書が60年代に書かれたものであること。その後、チェルノブイリ事故があり、フクシマ事故があった。平和利用でも利用された核物質はもとのウラン1トンに対し何百トンの高レベル廃棄物を生む。核を巡る国家の悪を確認しよう。2016/08/20

Keiko Yamamoto

2
アメリカの原発核汚染と科学者の倫理、社会的責任についての分析、考察だが、全て日本の原子力行政にあてはまる。網羅的基礎知識が得られる。 日本の原子力委員会と安全審査 原子力発電所設置許可は、内閣総理大臣に申請され、総理大臣から原子力委員会に諮問され、原子力委員会の原子炉安全審査会によって安全審査がなされ、最終的には内閣総理大臣が設置を認可する制度となっている。 福島原発一号炉は3ヶ月、女川原発5ヶ月で結論を出した。対してアメリカでは平均22.25ヶ月。2021/03/10

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