目次
第1部 朝鮮近現代文学の夜明け(愛国啓蒙運動期の演劇改良論―忠義愛国と改新儒学派を中心に;現実を投影・構成する新小説『銀世界』―文明史と儒教主義そして親日の交錯;李人稙小説のメロドラマ的性格研究―フランスロマン派的傾向を中心に;李人稙とアンチモダン―「社会学」と「メタ政治学」の視点から;李人稙の創作意識と方法論に関する考察―松本君平の影響関係を中心に)
第2部 李人稙とその時代(李人稙の生涯とその環境―啓蒙思想形成はいかになされたか;日本における李人稙―政務局報告書「李人稙ノ行動」及び『東京政治学校雑誌』所収の新資料を中心に)
著者等紹介
田尻浩幸[タジリヒロユキ]
白石大学校、南ソウル大学校などを経て、加耶大学校教養学部助教授。専門:朝鮮文学。1961年に兵庫県で生まれる。天理大学外国語学部朝鮮学科卒業後、韓国に留学し、延世大学校大学院国語国文学科修士課程、高麗大学校大学院国語国文学科博士課程を修了。2000年に「李人稙研究」で博士号を取得。高麗大学校高大文化賞受賞(1995年)。著書に『李人稙研究』(ソウル:国学資料院、2006。2008年度大韓民国学術院基礎学問育成優秀学術図書選定)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 図集世界の建築 〈下〉