医療・保健・福祉・心理専門職のためのアセスメント技術を高めるハンドブック―ケースレポートの方法からケース検討会議の技術まで (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 129p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750342504
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C0036

目次

第1部 アセスメント研修(アセスメントの技術を身につけるために―ケースレポートについて考える;5分間でケースをレポートする;アセスメントのためのフォーマット;フォーマットの応用編と記入例;レポート例;個人演習;グループワーク)
第2部 スタッフとチームのレベルアップを図る(アセスメント技術を高めるための視点;家族機能の評価;チームのレベルアップを図るために)
第3部 ケース検討会議の演習(有意義なケース検討会にするために;ケース検討会議におけるケースレポートについて)

著者等紹介

近藤直司[コンドウナオジ]
大正大学人間学部臨床心理学科教授。1962年東京生まれ。東海大学医学部卒。東海大学医学部精神科学教室、神奈川県立精神医療センター芹香病院、山梨県立精神保健福祉センター所長(山梨県中央児童相談所副所長を兼任)、山梨県都留児童相談所所長、東京都立小児総合医療センター児童・思春期精神科部長を経て、2014年より現職。日本思春期青年期精神医学会運営委員、日本児童青年精神医学会評議員、日本精神分析学会認定精神療法医・認定スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

9
講演ベースなので読むのは容易いが、実践には力が必要。2017/08/05

okaching

3
情報収集と評価の違いの意識、三つの軸(生物、心理、社会)はこれまで意識せず仕事してきた。自分なりの見立てはこれまでも立ててきたつもりだったが、読書後、注意をしてこなかった情報が急に大事なものになることがあった。見立てを思い込んで色々な情報を無視してたと反省。2020/10/13

むく

3
この本で紹介されているフレームワークをしっかりと押さえて、過不足ない情報をもとに、根拠をもって見立てることが大事。私もダラダラ情報を話してしまう方で、よく上司から「で、見立ては?」と問われるが、なぜそんなことになるのかがよーーく分かる。情報は、クライエントの問題と支援方針を見立てるために活用されてこそ意味があるわけで。それから構成力とは、いかなる力なのかもよく分かる。大変勉強になりました。精進します。2019/05/01

なっしー

3
私は最近、心理臨床家にはアセスメントの力と自殺リスクについての知識が必要だと考えている。どんなにいい個人療法や集団療法ができても、そもそものアセスメントが十分ではなかったらその技術も発揮されない。こうした思いから本書を読んだ。普段、何気なくやっていたことから見直し、実践していくことが必要なんだと思う。フォーマットも大変参考になり、活用していきたいところである。アセスメントにもある程度のやり方があるのだと感じた。2015/12/06

saiikitogohu

1
「(アセスメントとは)一つ一つの情報を自分なりに解釈し、それらを組み立て、生じている問題の成り立ちを構成し、支援課題を抽出すること。あるいは、その人がどんな人で、どんな支援を必要としているのかを明らかにすること」「アセスメントの枠組みとしては、生物-心理-社会モデルを使いましょう」(24) 面談の技術ばかりに目を向けがちだった自分にとっては猛省を促された。多く聴き、収集した情報をいかにまとめあげ、現出している問題の成り立ち明らかにするか。また、それをいかに当事者や関係する人々に語り伝えるか。2018/03/03

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