目次
第１部 ＥＵ（ユーロ危機にあえぐ欧州の経済と社会；『欧州２０２０』戦略とＥＵによる危機への対応）
第２部 イギリスとフランス（規律訓練型社会政策の連続と限界；福祉・復職支援の一体改革に見る福祉レジームの再編）
第３部 北欧（社会的経済政策から見る就労支援―スウェーデンにおける長期失業者の社会的包摂；就労アクティベーションから教育アクティベーションへ―デンマークにおける公的扶助改革）
第４部 南欧と中・東欧（福祉政策の地域格差か、それとも個性化か？―積極的労働市場政策導入後のイタリア；危機下における国家の再構築と社会政策の変化；市場移行と経済危機がもたらした福祉システムの変容；多様化するアクティベーションと社会的包摂政策）
著者等紹介
福原宏幸［フクハラヒロユキ］
大阪市立大学大学院経済学研究科教授
中村健吾［ナカムラケンゴ］
大阪市立大学大学院経済学研究科教授
柳原剛司［ヤナギハラツヨシ］
松山大学経済学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Kei Matsu
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ユーロ危機が欧州福祉レジームに与えた影響やその仕方、その評価と展望も含め論じられる。対象国も代表的な諸国だけに限定されないので豊富でよい。日本の動向については本書は詳しく論じられなく、『21世紀のヨーロッパ福祉レジーム―アクティベーション改革の多様性と日本』（中村健吾・福原宏幸編著, 2012, 糺の森書房）で詳しく論じられている。2015/12/31
Ryuji Saito
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2015年102冊目2015/09/19
