目次
サブスケール1 信頼、自信、自立の構築(自己制御と社会的発達;子どもの選択と自立した遊びの支援;小グループ・個別のかかわり、保育者の位置取り)
サブスケール2 社会的、情緒的な安定・安心(社会情緒的な安定・安心)
サブスケール3 言葉・コミュニケーションを支え、広げる(子ども同士の会話を支えること;保護者が子どもの声を聴くこと、子どもが他者の言葉を聴くように支えること;子どもの言葉の使用を保育者が支えること;迅速で適切な応答)
サブスケール4 学びと批判的思考を支える(好奇心と問題解決の支援;お話・本・歌・言葉遊びを通した「ともに考え、深めつづけること」;調べること・探求を通した「ともに考え、深めつづけること」;概念発達と高次の思考の支援)
サブスケール5 学び・言葉の発達を評価する(学びと批判的思考を支え、広げるための評価の活用;言葉の発達に関する評価)
著者等紹介
シラージ,イラム[シラージ,イラム] [Siraj,Iram]
ロンドン大学教育学専門大学院教授、ウーロンゴン大学客員教授。EPPE(就学前教育の効果的な実践)縦断調査、REPEY(効果的な幼児教育法調査)を共同で実施、はじめて‘Sustainable Shared Thinking’の概念を提唱。ECERS‐Eの共同執筆者。保育の質、教育実践法、カリキュラムに関する著作多数
キングストン,デニス[キングストン,デニス] [Kingston,Denise]
ブライトン大学上級講師、ロンドン大学教育学専門大学院主任研究員。教育心理士、教師、学校心理士、統合(インクルージョン)教育の助言教師、Portage(家庭訪問教育サービス)のスーパーバイザーと訪問員。保育環境評価スケールの研修の広範囲にわたる経験がある
メルウィッシュ,エドワード[メルウィッシュ,エドワード] [Melhuish,Edward]
オックスフォード大学教授、ロンドン大学バーベック校教授、ウーロンゴン大学客員教授。シュアスタート、EPPE(就学前教育の効果的な実践)縦断調査を共同で実施。現在、SEED(乳幼児教育と発達の調査)プロジェクトを進行中。研究は、イギリスはじめ複数の国の、子ども福祉、乳幼児教育、子どもの貧困、保護者支援の政策に影響を与えている
秋田喜代美[アキタキヨミ]
東京大学大学院教育学研究科教授。同附属発達保育実践政策学センターセンター長。博士(教育学)。専門は保育学、教育心理学、授業研究。長年園内研修にかかわり、保育の質の向上や保育者の専門性・実践知に関する研究を行っている。日本保育学会会長(2009年5月~2016年5月)、OECD ECECネットワークビューローメンバー(2012年~現在)
淀川裕美[ヨドガワユミ]
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター特任助教。博士(教育学)。専門は保育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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