マルクスと日本人―社会運動からみた戦後日本論

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マルクスと日本人―社会運動からみた戦後日本論

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750342184
  • NDC分類 309.021
  • Cコード C0036

内容説明

戦後日本に世界水準の思想と運動があった。

目次

第1章 日本の社会運動と向坂逸郎
第2章 日本の戦後社会主義運動の展開
第3章 ピケティ『21世紀の資本』と『資本論』
第4章 『資本論』と社会主義・資本主義の行方
第5章 労働価値説の立て直しと労農派マルクス主義の再発見
終章 日本社会は変えられるか、変革の主体はどこにあるか

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京生まれ。埼玉県立浦和高等学校、同志社大学大学院神学研究科を経て、1985年に外務省入省。モスクワの日本国大使館、東京の外務省国際情報局に勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、東京地検特捜部に逮捕・起訴され、無罪主張をし争うも、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。この逮捕劇を「国策捜査」として描いた『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社、2005年)は大きな波紋を呼び、毎日出版文化賞特別賞を受賞。『自壊する帝国』(新潮社、2006年)が新潮ドキュメント賞・大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。その他著書多数

山崎耕一郎[ヤマザキコウイチロウ]
1940年、東京生まれ。東京大学経済学部中退後、1963年、日本社会主義青年同盟(社青同)東京地本専従になり、1974年から80年まで社青同委員長。1969年より労働大学講師。1980年から社会主義協会専従職員(関東支局)、1998年から2002年まで事務局長、2002年から12年まで代表代行。2002年にNPO労働者運動資料室開設、現在理事長。2003年8月発足の、これからの社会を考える懇談会(コレコン)に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

35
55歳。人生の残り時間を意識する時期(3頁)。私はあと10年も生きる自信なし。本書はプロテスタント、マルクスから影響された一冊(4頁)。佐藤先生が良書とされるのは、『経済学方法論』『マルクス経済学の基本問題』『わが生涯の闘い』(60頁)。佐藤先生は、安倍政権は国際的に通用しない議論をいろいろなところでやるんだけども、日本の中では通用してしまうという(223頁)。これでは鎖国的でグローバル外交って何か? と問い返すしかないのではないか? 2016/05/06

matsu04

20
佐藤氏が若い時分に社青同の活動をしていたことは他の著書でも触れられていたが、社青同・協会系といえば共産党より左だというイメージがある。本書は、その社青同中央委員長だった山﨑氏と佐藤氏が日本の社会主義運動の流れを振り返るとともに、非共産党マルクス主義について語っており、非常に興味深い。2015/11/26

Z

7
新左翼でもなく、共産党でもない、あまりスポットライトに当たらない左翼の運動を語る本。社青同、社会主義協会がメイン。いわゆる革命思考が強くないがマルクス理論を軸に動いていた人々を追いながらローザ、カウツキー、レーニン、スターリンの評価を交え、当時の運動を振り替える。この本、固有名追うのがはーどだが、すごく重要なことの宝庫。肝は多数派の階級はプロレタリアートであり、階級から離れた中性的な個人はいないということ。構造的な貧困は絶対なくさないといけない。公務員でも非正規にかなり頼っている。プロレタリアートの階級2016/01/28

Happy Like a Honeybee

6
社会主義運動を生業とし、実践されている山崎氏との対談。 客観的な見解として主導権争いで、組織が分裂しているとしか思えないが…。 毛沢東の政治感覚。批判は3で評価は7。資本主義論理と相違した領域を意図的に形成すること。至言だ。2015/08/30

nureyev

4
前半の社会主義運動の展開は、あまりにもマニアックで、ついていけなかった 世の中にあまり知られていなかった、非共産党系マルクス主義について、きちんとした記録を残すという趣旨は、十分達成できたのではないかと思う2015/08/25

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