目次
国際地域学の構造―国際社会、地域国際関係、各国研究
1 国際社会の研究(グローバル・ガバナンス;戦争と平和;国際的相互依存―国際経済学の視点から;経済開発と援助)
2 地域国際関係(東アジア国際関係とアメリカ;地域統合と東アジア;経済発展と東アジア)
3 各国研究(中国の政治と外交―力の追求と中国の夢;韓国の政治と外交―秩序構成の重層的リベラル相関;ロシアの政治と外交―屈辱の1990年代と大国主義の復活;日本の内政と外交―政権交代と対外政策過程の変化)
4 国際地域学の方法(実証研究論文の書き方―問いから仮説検定まで;政治分析の方法論―事例、比較、計量的アプローチ;コントラクティビズム(構成主義)―ディスコース研究を中心に)
著者等紹介
猪口孝[イノグチタカシ]
新潟県立大学学長、東京大学名誉教授。東京大学卒業後、マサチューセッツ工科大学にて政治学博士号取得。東京大学東洋文化研究所教授、国連大学上級副学長、日本国際政治学会理事長、日米教育委員会委員などを経て現職。アジア全域の「生活の質」世論調査指導者。専攻は政治学、国際関係論。著書100冊以上
山本吉宣[ヤマモトヨシノブ]
新潟県立大学教授(政策研究センター、大学院国際地域学研究科)。1943年、神奈川県生まれ。1966年、東京大学教養学部卒業。1974年、ミシガン大学でPh.D.(政治学)取得。埼玉大学、東京大学、青山学院大学勤務を経て現職。専門は、国際政治学、国際制度論、国際安全保障論。現在、国際安全保障環境の変化とアジア太平洋の秩序を研究。著書に、『「帝国」の国際政治学』(東信堂、2006年、第7回読売・吉野作造賞受賞)など
黒田俊郎[クロダトシロウ]
新潟県立大学教授(国際地域学部、大学院国際地域学研究科)。1958年、東京生まれ。1989~91年、フランスのエクス・マルセイユ第3大学法政治学部留学。1991年、中央大学大学院博士後期課程法学研究科政治学専攻単位取得満期退学。専門は国際政治、平和研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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