目次
1 地理と自然環境
2 歴史
3 伝統の息づく生活文化
4 現代社会
5 日本とミクロネシア
6 グアム・北マリアナ諸島自治領
7 ミクロネシア連邦
8 パラオ共和国
9 マーシャル諸島共和国
10 キリバス共和国・ナウル共和国
著者等紹介
印東道子[イントウミチコ]
東京都生まれ。国立民族学博物館教授、総合研究大学院大学教授。専攻、オセアニア考古学、人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akihiro Nishio
21
メラネシア・ポリネシアを学んだのでミクロネシアも。本書を読むまで、第1次世界大戦後に日本領になっていたこと、現在も事実上アメリカ領になっていることなど、基本的なことさえ知らなかった。メラネシアと違って大きな島がない上、アメリカの基地政策のため補助金漬けになっており、それぞれの国がある程度経済的に自立する未来が全く見えない。パラオは来年仕事で行けるかも知れないので、ちょっと楽しみ。せっかくなのでロックアイランドを見たい。2020/12/31
insfeld
2
ミクロネシアの旅のお供。帰ってようやく読了。概ね文化人類学的な内容が充実。海図の説明は限られた紙面で概要を示すのは難しいのかな…とは思ったが、概ね興味深かった。記述の少なかったナウル・キリバスにも行ってみたくなったけれど、まとまった時間が必要そうだなぁ…。2019/05/20
土偶
1
SNS界隈で話題のナウル島情報がいかんせん少ない。今後研究者や在野の執筆者によってアップデートされますように。 核実験と移住住民たちのその後について触れており、もっと知識を深めたい。2022/11/05