目次
第1部 日本のなかの「言語と格差」(手話と格差―現状と今後にむけて;日系ブラジル人―時空を超えた言語・教育と格差の中で;外国人高齢者への言語サービス)
第2部 世界における「言語と格差」(教育改革と言語的弱者―コモンコア(全米共通学力基準)・アメリカ教育改革の現状
アメリカにおける言語格差と双方向バイリンガル教育
ニュージーランドのマオリ語教育に関する考察―バイリンガル教育における文化的格差
カナダの少数派―フランス語系カナダ人と移民
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイにおける英語と経済―UAEナショナル/エミラティの女子大学生の意識調査に基づく報告
インドにおける言語と学校教育―社会流動性と格差の再生産
香港とマカオにおける言語教育―旧宗主国の違いは言語格差をもたらすのか)
著者等紹介
杉野俊子[スギノトシコ]
工学院大学基礎・教養教育部門外国語科教授、前職は防衛大学校教授。JACET言語政策研究会代表、日本言語政策学会理事、JALT日本語編集長。ボール州立大学数学科卒業、アリゾナ州立大学大学院英語教授法専攻修士修了、テンプル大学大学院教育学部CITE学科博士課程修了、博士(教育)。専攻:英語教育学、社会言語学
原隆幸[ハラタカユキ]
鹿児島大学教育センター特任准教授、JACET言語政策研究会副代表、JACET九州・沖縄支部事務局幹事。杏林大学大学院国際協力研究科博士前期課程修了、明海大学大学院応用言語学研究科博士後期課程修了、博士(応用言語学)。専攻:応用言語学、言語政策、言語教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。