内容説明
子どもや家族の支援に欠かせないアセスメント。どのような点に留意し、どんな工夫をすれば役に立つアセスメントができるのか、アセスメントから支援をどう組み立てていくのか、児童福祉臨床のベテランたちが語りつくす。
目次
第1部 収集した情報から何を読み取り、どう書くか(児童福祉臨床におけるアセスメントの実際;心理職はアセスメントで何をすべきか)
第2部 子どもが育つ道筋を考える(「育ち」と「癒やし」から乳幼児のアセスメントを考える;発達保障と支援の枠組みを整理する)
第3部 アセスメントとコラボレーション(会議の工夫による展開でアセスメントはもっと豊かになる;システムズ・アプローチにもとづく関係機関療法)
第4部 どんな視点を介在させて物語るか(家族相互作用の見立てと介入のコラボレーション;子ども・家族・拡大システムのアセスメントにおける視点と工夫)
著者等紹介
川畑隆[カワバタタカシ]
京都学園大学。1978年から28年間、京都府児童相談所(中央・宇治・京都)に勤務後、京都学園大学教員に転職。人間文化学部(2015年度から人文学部)教授。児童福祉や教育などの分野における対人援助を専攻。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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