内容説明
キー・コンピテンシーは、人が生きるための根源的な力である。人が持つ意欲と資質、総合的な力であり、生きる力である。本書では、教育の専門家である教師を対象として、教師自身の生きる力を考える。
目次
第1部 キー・コンピテンシーとは何か(人間力の高度化の中で;キー・コンピテンシーとは何か)
第2部 自己啓発力―自律的に活動する力(展望力―ビジョンを持つ;物語力―道筋を作る;表現力―個性を磨く)
第3部 人間関係力―異質な集団で交流する力(対話力―関係を作る;協働力―チームで働く;問題解決力―達成感を得る)
第4部 道具活用力―相互作用的に道具を用いる力(言葉の力―関心を持つ;科学的思考力―専門家になる;テクノロジー―スキルを磨く)
第5部 学び続ける教師のために(熟練教師の人間力;省察の力―ふりかえり;コンピテンシー向上に向かう世界)
著者等紹介
立田慶裕[タツタヨシヒロ]
1953年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科後期課程単位取得退学。大阪大学助手、東海大学講師・助教授を経て、現在、国立教育政策研究所総括研究官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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