世界歴史叢書<br> バルト三国の歴史―エストニア・ラトヴィア・リトアニア 石器時代から現代まで

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世界歴史叢書
バルト三国の歴史―エストニア・ラトヴィア・リトアニア 石器時代から現代まで

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750339870
  • NDC分類 238.8
  • Cコード C0322

内容説明

今日、エストニア、ラトヴィア、リトアニアとなっている領域で、氷河時代から現在までの間に起きた出来事とその流れの通史。近代政治史に焦点を合わせて、同じ分量を三国それぞれについて記述に割き、基幹民族(それぞれの国でのエストニア人、ラトヴィア人、リトアニア人)を主人公としながら、同時に、この領域に居住したすべての人びとの歴史的痕跡へも注意が払われている。

目次

第1章 ヨーロッパ最後の多神教の民
第2章 リトアニアの拡大と中世リヴォニア―一二九〇~一五六〇
第3章 ポーランド・リトアニア「共和国」とスウェーデンおよびロシアの勃興―一五六一~一七九五
第4章 専制下での長い十九世紀―一七九五~一九一七
第5章 短い独立時代―一九一七~一九三九
第6章 前門の虎、後門の狼―一九三九~一九五三
第7章 ソヴィエト体制の下で―一九五三~一九九一
第8章 西への回帰―一九九一~二〇一二

著者等紹介

カセカンプ,アンドレス[カセカンプ,アンドレス] [Kasekamp,Andres]
1966年、カナダ・トロント生まれ。歴史学博士(ロンドン大学)。エストニア外交政策研究所所長ならびにタルト大学バルト政治学教授。フンボルト大学やトロント大学の客員教授を歴任し、また、学術雑誌Journal of Baltic Studiesの編集長を務めた

小森宏美[コモリヒロミ]
1969年生まれ。エストニア近現代史。早稲田大学教育・総合科学学術院准教授

重松尚[シゲマツヒサシ]
1985年生まれ。リトアニア地域研究。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程在籍、ヴィルニュス大学東洋学センター助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ががが

3
エストニア、ラトビア、リトアニア、この3つの国をまとめて呼ばれる「バルト三国」だが、それぞれが歩んできた歴史を読むと、この括りはひとつの捉え方に過ぎないことが分かる。フィンランドとのつながりが強いエストニア、中世の時代に君臨したリトアニア=ポーランド大公国という存在。ラトビアとエストニアのソ連時代を経て変わってしまった人口構成など、世界情勢に影響を受け続けてきた国の個性がだんだんと見えてくる。このあたりの地域の歴史は常に国際情勢の変化の渦中にある。特にナチスドイツとソ連に睨まれる時代は苦難というほかない。2017/01/12

しんぷぅ

1
エストニア留学予定なので、色々と書類を書くために一気に読み込んだ。フィンランド史を読んだ時もそうだったが、やはり地理が人に及ぼす影響の大きさは計り知れない。個人的には、北欧よりもさらに長くこの地域でキリスト教への改宗が遅れていたのが興味深い。それらの古い思想も長い期間のうちに多くが忘れられたろうが、近年の欧州諸国による宗教観調査ではエストニアは"単一神ではないが何らかの霊的存在を信じる"人々が最も多いとされるし、ヨーロッパ異教研究に関心ある一人としては、ここには何らかの関係があると考えたいところ。2018/03/10

PukaPuka

1
ソ連でゴルバチョフ書記長が就任してから、エリツィンに権力をかすめ取られるところで、バルト三国が、独立に反対するベクトルの凄まじい弾圧に曝されながら、最終的に独立に至るのですね。エリツィンが戦車に乗っかって登場するニュース映像が記憶にあります。あれと同じ頃、バルト三国ではこんな事態になっていたのですね。その後、エストニア、ラトビアでは、ロシア語話者の扱いの問題が起きます。最近何でも英語でやるのがいいという風潮ですが、言語の問題は政治であると認識せず英語帝国主義に追従する人が、理系には多過ぎると思います。2016/05/14

ume natsu

1
ロシアを嫌いになりそうな一冊。天井知らずのえげつなさ。近くに北欧があるのが救い。エスティ:やはりフィンランドの親戚だけあって要領がいいなという感じ。でもちゃんとNATO加盟目指して三国間協力とかはするのね。スカイプ発祥なの知らんかった。レット:なんかいつもエスティの後を追っかけてる…エスティやリトヴァと違ってイメージ戦略がない。でも女性首脳とか文化面では豊かな印象。リトヴァ:すごく農民。初期の喧嘩っ早さから一転ロシア支配後の腑抜けぶりに心配になったけど独立する段になったら強か。忍耐力のある鉄の狼でした。2014/10/15

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