内容説明
今日、エストニア、ラトヴィア、リトアニアとなっている領域で、氷河時代から現在までの間に起きた出来事とその流れの通史。近代政治史に焦点を合わせて、同じ分量を三国それぞれについて記述に割き、基幹民族(それぞれの国でのエストニア人、ラトヴィア人、リトアニア人)を主人公としながら、同時に、この領域に居住したすべての人びとの歴史的痕跡へも注意が払われている。
目次
第1章 ヨーロッパ最後の多神教の民
第2章 リトアニアの拡大と中世リヴォニア―一二九〇~一五六〇
第3章 ポーランド・リトアニア「共和国」とスウェーデンおよびロシアの勃興―一五六一~一七九五
第4章 専制下での長い十九世紀―一七九五~一九一七
第5章 短い独立時代―一九一七~一九三九
第6章 前門の虎、後門の狼―一九三九~一九五三
第7章 ソヴィエト体制の下で―一九五三~一九九一
第8章 西への回帰―一九九一~二〇一二
著者等紹介
カセカンプ,アンドレス[カセカンプ,アンドレス] [Kasekamp,Andres]
1966年、カナダ・トロント生まれ。歴史学博士(ロンドン大学)。エストニア外交政策研究所所長ならびにタルト大学バルト政治学教授。フンボルト大学やトロント大学の客員教授を歴任し、また、学術雑誌Journal of Baltic Studiesの編集長を務めた
小森宏美[コモリヒロミ]
1969年生まれ。エストニア近現代史。早稲田大学教育・総合科学学術院准教授
重松尚[シゲマツヒサシ]
1985年生まれ。リトアニア地域研究。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程在籍、ヴィルニュス大学東洋学センター助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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