目次
第1部 収奪と異化(ホームレスの人びとの形成と生活―若年層に着目して;ホームレスの人びとの「居住」と公共空間―「ホームレス問題」のもっとも微細な部分;ホームレスの人びとの「仕事」と公共空間―都市雑業の“異化”による排除)
第2部 都市社会運動(一九七〇年代~一九八〇年代の寿地区―都市社会運動(1)
一九九〇年代の寿地区と神奈川エリア―都市社会運動(2)
二〇〇〇年代の寿地区と神奈川エリア―都市社会運動(3))
第3部 資本‐国家と都市貧困(グローバル・ノース;戦後日本;社会権の外縁に生まれるホームレス問題の「新しい調整空間」)
物語は終わらない―現在と未来
著者等紹介
林真人[ハヤシマヒト]
1977年生まれ。主な研究分野はホームレス問題、社会運動、労働問題、都市政策、社会政策など。専門は都市社会学、地域社会学、マルクス主義社会理論、批判主義都市研究。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、ニューヨーク大学社会学部客員研究員などを経て、首都大学東京都市教養学部客員研究員。1998年から日本のホームレス運動に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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