内容説明
一人の子どもについて、つながる力、身体性、芸術的感性を包括的に捉え、その育ちを支援する試み。
目次
第1部 イメージと素材のつながりをひらく(創造に臨む態度―壁画制作実践に学ぶ;版で描くということ―「刷り」を通した相互作用について;木と子どもの造形)
第2部 造形的リテラシーと感受性のつながりをひらく(ビジュアルデザイン教育でわかりやすく伝えるちからを育てる;夏休み子どもアート・デイキャンプの実践;表現と鑑賞が同居するワークショップ)
第3部 イメージとことばのつながりをひらく(共生する書写―子どもの国語力とアート;アートライティング教育;美術の作品鑑賞を活用する―アメリカにおける小学校用の美術教科書;子どもの芸術的なコンピテンシー―イメージとことばを相互作用的につなげる力)
著者等紹介
玉川信一[タマガワシンイチ]
東京教育大学大学院修士課程教育学研究科美術学専攻修了。文化庁在外研修員渡仏(1992)。筑波大学講師(1985)、同助教授(1994)、同教授(2003)を経て、筑波大学芸術系教授、芸術系長。一般社団法人二紀会理事、公益財団法人教育美術振興会評議員。専門は、洋画制作。安井賞展佳作賞(1985)、昭和会展昭和会賞(1985)、二紀展二紀賞(1977)、宮本賞(1993)、文部科学大臣賞(2008)などを受賞
石崎和宏[イシザキカズヒロ]
筑波大学大学院博士課程芸術学研究科修了。博士(芸術学)。秋田大学助教授、米国オハイオ州立大学客員研究員、宇都宮大学准教授を経て、筑波大学芸術系教授。美術科教育学会理事。InSEA(国際芸術教育学会)会員。専門は、美術教育学、教材開発論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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