目次
第1部 マーシャル諸島の伝統と文化(社会の特徴と身分制度の変容)
第2部 国家形成期における政治と対米関係(国家の独立と米国の安全保障政策;統一民主党による政権獲得への選挙戦術―総選挙分析からみる「民主政治」;政権交代と大統領資格をめぐる意見対立―大統領への不信任決議と大衆世論動向;2011年総選挙にみる議会勢力構図の変容―階級対立から地域対立へ)
第3部 国内の社会問題と政治エリート集団の変容(国内経済開発政策と国民の労働観;移住者による地域アイデンティティの変容と地域行政―クワジェリン環礁イバイ島の事例から;核実験被害補償問題をめぐるビキニアンたちの「闘い」―対米交渉と地域社会開発;遺骨を媒介にした共同体意識の形成―慰霊巡拝と遺骨をめぐる文化的意味の変容)
補論 政治エリートの興亡からみる近現代政治史
著者等紹介
黒崎岳大[クロサキタケヒロ]
国際機関太平洋諸島センター次長。早稲田大学大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)。早稲田大学文学部助手、在マーシャル日本国大使館専門調査員、外務省アジア大洋州局外務事務官等を歴任後、2010年より現職。専門領域は太平洋島嶼国の政治経済学、文化人類学(国家政策・開発経済)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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