目次
1 国土と民族の成り立ち
2 クロアチアの近現代
3 政治・経済・国際関係
4 人々の暮らし
5 言葉と文化
6 マイノリティとディアスポラ
7 日本とのかかわり
著者等紹介
柴宜弘[シバノブヒロ]
早稲田大学大学院文学研究科西洋史学博士課程修了。1975~77年ベオグラード大学哲学部歴史学科留学。敬愛大学経済学部、東京大学教養学部・大学院総合文化研究科教授を経て、現在、ECPD国連平和大学(ベオグラード)客員教授、東京大学名誉教授。専攻は東欧地域研究、バルカン近現代史
石田信一[イシダシンイチ]
筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻中退、博士(文学)。1988~89年ザグレブ大学哲学部歴史学科留学。1990~92年在ユーゴスラヴィア日本大使館専門調査員。筑波大学歴史・人類学系講師等を経て、現在、跡見学園女子大学文学部人文学科教授。専攻は東欧地域研究、旧ユーゴ・クロアチア近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
70
美しい国らしい。 海外からの観光客は日本より多い。 ドゥブロヴニクくらいしか知らなかったけど。 かって、グラゴル文字という独特の文字があった。 民族複雑。 あの二コラ・テスラはクロアチア出身のセルビア人であった2021/10/27
組織液
6
バルカン方面好きなんですけど、セルビアとかに比べるとクロアチアのことあまり知らないので読んでみました。いやーキツイっすこれ(( 他のシリーズに比べて難しくないですか?特に近代の方…もうちょっと優し目でもいい気がしないでもないです(( もう少しクロアチアやユーゴスラビア関連の知識付けてから再読したいですね。
穀雨
1
だいぶ硬派な内容で、特に近現代史の部分は一度読み通しただけではなかなか頭に入らなかった。複雑な民族問題を抱えるバルカンの国をやさしく描くのは、かなり難しいことなのだと感じた。クロアチアに興味をそそられて仕方がない、という熱烈な方にはたまらない一冊かもしれない。少し前のドコモのCMに出演していた2人組のチェロ奏者がクロアチア出身ということは初めて知った。今、日本で一番有名なクロアチア人?2014/02/06
こひた
0
シリーズの他とくらべて内容が固く、もっとクロアチアについて軟派でトリビアルなものもつっこんでほしい。2013/11/01