内容説明
いつでも、誰でもネット選挙運動をしていいの?対立陣営の候補者に不利なことは書いてよいの?危ないツイート、リツイートって?主要なターゲットは本当に若者?無党派層から支持を得るにはどうすべき?必読情報が満載。
目次
1 解禁!インターネット選挙運動
2 インターネット選挙運動の注意点
3 インターネット選挙運動の主要なターゲットは若者?
4 インターネット選挙運動と無党派層
5 無党派層から支持を得るためのインターネット選挙運動
6 インターネットで候補者イメージを発信する
7 インターネットで政策を発信する
8 自分の政策やイメージを発信する必要性が高いのは誰?
9 インターネットと投票
10 おわりに
著者等紹介
飯田泰士[イイダタイシ]
東京大学大学院法学政治学研究科修了。東京大学大学院医学系研究科生命・医療倫理人材養成ユニット修了。主な研究分野は、選挙に関する分野・医療に関する法制度(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
18
選挙運動とは、特定の選挙について、 特定の候補者の当選を目的として、 投票を得又は得させるために 直接又は間接に必要かつ有利な 行為(23頁)。 拡散希望に注意のようだ。 今後、知事選挙がある。 今のところ、現職と新人2名が 名乗り出ている。 団塊世代もジュニアも、 国勢調査では1千万人ぐらい それぞれ存在する(67頁表2)。 若者は若いほど少ない。 だからネット選挙? 世論調査すると自民党支持よりも 最多の無党派層(Ⅳ章)。 低投票率も問題。 2014/06/10
東隆斎洒落
3
13.6.16 本年4月、インターネット選挙運動解禁の法律が成立。その傍らで、安倍首相のfacebook等、政治家のSNSでの露出が世間に浸透しつつある。 法改正によって、ネットでの選挙運動をなんでもやっていいというわけではなく、何気なくワンクリックしているシェアやリツイートが、立派な公職選挙法違反となる危険性も孕んでいる訳で、そのリスク回避策について解説してある。 この世界でも、ルールを熟知し、ルールと上手に付き合うことの巧拙で、大きな差が出てくるという「機会」と「脅威」を学んだ一冊。2013/06/16
Sapporo Shiojiri
2
ネットと世論の乖離から、選挙における発信の重要性、はたまたネットをどう選挙で使うか、みたいに射程の広い本。ただ、対象が広すぎで何が主題か分からないなと、文章の冗長さが気になる。注釈の書式もめちゃくちゃで、編集が仕事をしなかったのではと勘繰ってしまった。間違いなく労作なので、もっと良い形にできたのではという印象。2022/03/03
ヤムイチ
1
わかりやすくて○2017/04/26
MANGA
1
図書館から借りました。図書館にはまだ他にもネット選挙についての本は置かれてますが、この本が一番詳しいかな?「選挙運動」と「政治活動」の解説も載っております。ただ、書かれたのが参院選前だから地方選挙ほどネット選挙が効果あるという検証がなされてなかったのが残念かな?市会議員選挙なら、1票差で落選というのは良くある話なのだから。2013/08/09




