目次
本書の視点―なぜ「複合的困難」から子ども虐待問題を分析するのか
第1部 子ども・家族が直面する困難の諸相と複合的性格(子ども・家族が直面する複合的困難―調査対象事例の概況;虐待の重症度と生活困難との関連)
第2部 家族の構造的不利と脆弱性(子ども虐待と家族関係―母親の家族内における立場に注目して;複合的な困難という視点からみる虐待と障害)
第3部 早期の介入と支援(養育者がメンタルヘルス問題を抱える虐待家族への支援;就学前児童の虐待の現状と保育機関の役割―5歳事例を対象として ほか)
第4部 長期にわたる支援と「自立」(被虐待児の教育機会と社会的自立;養育環境と児童養護施設入所決定の判断―ネグレクトを中心に ほか)
著者等紹介
松本伊智朗[マツモトイチロウ]
北海道大学大学院教育学研究院教授(教育福祉論研究グループ)。専門領域は貧困研究、教育福祉論、児童福祉論。北海道子どもの虐待防止協会運営委員、日本子ども虐待防止学会評議員、雑誌『貧困研究』『子どもの虐待とネグレクト』編集委員、NPO法人CAN代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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