目次
第1部 想定されていた「想定外」(原発は絶対安全です!日本では原発事故は起きません!;本当に「想定外」だったのか? ほか)
第2部 こうやって日本に原発がつくられていった(すべては「原爆」から始まった;アイゼンハワー大統領の「アトムズ・フォー・ピース演説」 ほか)
第3部 隠されていた原発の情報と真実(隠されてきた原発事故;わかっていた原発の危険性―高速増殖炉「もんじゅ」の事故 ほか)
第4部 だまされない市民になるために(「だまされない市民」になるために;まずは知ることから始めよう ほか)
著者等紹介
川原茂雄[カワハラシゲオ]
北海道立札幌琴似工業高等学校教諭(地歴・公民科担当)。1957年北海道長沼町生まれ。日本大学文理学部哲学科卒業。1980年、北海道北部の下川商業高等学校の社会科教諭となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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syota
17
著者は高校の先生。日本における原発をめぐる状況や、福島第一の事故が決して「想定外」ではなかったこと、事故後の国、東電、マスコミの動きなどについて、易しい言葉で明快に説明している。原発反対の立場が明確なので、人によっては偏った内容と感じるかもしれないが、記述の大半は客観的事実に立脚していて、著者の主観あるいは恣意的な見解と感じる部分はごく少ない。国や電力会社の言うことはまず疑ってみる、自分で調べる、ネットは大きな可能性を持っているが正しい情報を見極める目が大切、という著者の提言は、説得力大。2016/03/16
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