目次
第1部 伝統的社会と学校(伝統的社会における近代教育の意味―マサイの学校調査から;遊牧民の生活と学校教育―ケニア中北部・サンブルの事例;伝統的慣習に向き合う少女と学校の関わり―彼女たちの就学を支えるもの;近代教育形成における伝統文化の位置づけ―ポストコロニアル時代の批判的検討)
第2部 子どもの生活世界と学校(小学校の文化的特性―生徒・教師間のダイナミクスに注目して;社会変容と就学前教育の課題―ラム島における調査から;中等教育授業料撤廃と小学校修了者の反応―マクエニ県での追跡調査から;算数指導における発問の特徴―教師用指導書の分析から;子どもの就学・労働と自尊心―ナイロビの小学校8年生の事例から)
第3部 地域コミュニティと学校(小学校女性教師によるコミュニティ開発―その役割と可能性;初等教育の量的拡大と地域の視点―ムインギ東県での教室建設の事例から;初等教育における学業成績を規定する要因―SACMEQの分析から;EFA達成をめぐる国際援助の動向と課題―マクロの視点とミクロの実態の乖離)
著者等紹介
澤村信英[サワムラノブヒデ]
大阪大学大学院人間科学研究科教授、博士(人間科学)。1960年神戸生まれ。愛媛大学理学部卒業後、青年海外協力隊員(マラウイ、理数科教師)を経て、大学院理学研究科修士課程に進学。国際協力事業団職員、英国エディンバラ大学アフリカ研究センター修士課程、広島大学教育開発国際協力研究センター/大学院国際協力研究科准教授、教授を経て現職
内海成治[ウツミセイジ]
京都女子大学発達教育学部教授兼京都教育大学連合教職大学院教授、大阪大学名誉教授、博士(人間科学)。1946年東京生まれ。京都大学農学部および教育学部卒業後、東南アジア文部大臣機構地域理数教育センター(SEAMEO/RECSAMマレーシア)講師、国際協力事業団国際協力専門員、大阪大学教授、文部省国際協力調査官(併任)、お茶の水女子大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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