目次
第1章 コーカサスと中央アジアの独立―国づくり
第2章 コーカサスと中央アジアの教育改革
第3章 教育改革と人間形成の精神的・文化的諸力
第4章 教育支援とヘゲモニー戦略
第5章 ノンフォーマル教育とインフォーマル形成作用
第6章 人の移動と人間形成
補論1 風景の語り
補論2 コーカサスと中央アジアの国々―政治・経済・対外関係・地域統合化
著者等紹介
関啓子[セキケイコ]
1948年生まれ。一橋大学社会学部卒、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士、一橋大学名誉教授。専門は、教育思想史、比較教育学、環境教育。エスニシティ、エコロジー、ジェンダーをキー・ワードに、人間形成を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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宵子
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修論執筆のために再読した。前回読んだときに気付かなかった面が多々あったことを見ざるを得なかった。2014/09/09
宵子
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21世紀におけるコーカサス(南のみ)と中央アジアの教育について書かれたもの。 失礼ながら、予想以上に経済的発達や明るさが見えて、どうしても日本のメディアのみ見ていると暗いイメージが先行しがちなので、客観的な数字などで表し、新しいこれらの地域の社会をイメージができた。 また意外だったことは、予想以上に各国の国語力&話者が増え、以前の公用語だったロシア語の地位が落ちていることである。 今後これらの地域へ行く時に、ロシア語だけできてもいけない場合が増えるだろう。尤も、母国語&ロシア語のバイリンガルも多いのだが。2013/05/07