目次
序章 日米における福音派研究の歴史と現状
第1章 福音主義から根本主義へ
第2章 ファンダメンタリズム論争
第3章 新福音主義の時代
第4章 国家的危機の時代における福音派
第5章 宗教右派の黎明期
終章 「福音派」のアイデンティティとアメリカにおける彼らの存在意義
著者等紹介
青木保憲[アオキヤスノリ]
愛知県生まれ(1968年)。愛知教育大学大学院教育学研究科卒(1993年)。小学校教員を経た後、牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。現在、京都中央チャペル牧師。京都大学教育学研究科卒。修士(教育学)(2001年)。同志社大学大学院神学研究科卒。博士(神学)(2011年)。歴史神学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
9
図書館にて。アメリカのクリスチャンなるものについて、多少は理解があるつもりだったが(イエズス会系ミッションスクール出身、またエホバの証人にも接近という身の上)、本書のようにちゃんとアメリカの「福音派」「原理主義者」の百年史を追ったものを読むと、多くの偏見を得ていたことに気付かされる(同じ呼び名なのに時々大きく意味が変わるせいもあるが)▲彼らのことを「ドグマティック」だと見ていたのだが、ポリシーが狭量なのはむしろリベラルの方で、アメリカの福音派は「無党派層」に近い性質があるようだ2025/08/11
ドロレス
0
福音派の内在論理や歴史やメディア戦略をきちんと日本語で読むにはこれ一冊しかない。著者はペンテコステ派の牧師にしてリベラル神学の巣窟同志社神学部で博士を取り自らの思想神学を相対化できてるのが極めて貴重。
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- 和書
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