目次
1 歴史と理論
2 学習領域論
3 カリキュラム論
4 学習論/方法論
5 代表的実践
6 新しい課題
7 関連諸教育
8 関連諸科学
9 諸外国・諸地域の国際理解教育
10 国際協力機関
11 国際協力NGO
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみの
0
想像以上にJSL児童に関する記述が少なかった。一応独立項はあるが、これを手に「外国人児童生徒教育」が行われるとしたらとても怖い。母語・母文化保持による「自尊感情」と、「日本の学校に適応し、自分を受け入れ安心させてくれる「居場所(人や場)」が確保されること」ことがキーになっていたが、前者に関しては全体を通じて終始本質主義的な「異文化」教育論が展開されているし、後者に関してはそれだけがJSL児童が「反抗的な態度を示す」理由ではない。本質主義的スタンスや3Fについても自戒的な記述はあるのに、なぜこうなってしまう2013/03/10