目次
1 古代トルコを掘る/撮る(東西文明の接点―国境があって国境のないアナトリア高原;古代都市の遺跡群―考古学者だけが世界的発見をしているわけではない ほか)
2 オスマン帝国の興隆(神々の世界から、一神教の世界へ―アナトリアのキリスト教化とイスラム化;コンスタンティノープルの征服―東地中海世界、再編成へ ほか)
3 帝国の改革と社会の変容(西洋化の嚆矢チューリップ時代―国情を反映した花;小説『モンテクリスト伯』のモデルは誰か?―18~19世紀前半のオスマン帝国における地方勢力の台頭 ほか)
4 生活と文化、多彩な系譜(トルコ人の価値観―人と社会の底流にあるイスラム;イスラムと食文化―しかし、酒も飲める ほか)
5 激動の政治経済と国際関係(トルコでのビジネス事情―日系企業ビジネスマンの観点から;トルコ経済、激変の10年―リスク大国からの変貌 ほか)
著者等紹介
大村幸弘[オオムラサチヒロ]
中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所所長。早稲田大学第一文学部西洋史科卒業後、トルコ政府給費留学生としてアンカラ大学言語・歴史・地理学部ヒッタイト学科に留学。中近東考古学科博士課程修了。留学中からトルコ国内の発掘調査に参加。帰国後、中近東文化センター勤務。1985年よりトルコのカマン・カレホユック遺跡の発掘調査に従事
永田雄三[ナガタユウゾウ]
財団法人東洋文庫研究員。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、イスタンブル大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻はオスマン帝国史。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、明治大学文学部教授を経て現職
内藤正典[ナイトウマサノリ]
同志社大学大学院グローバルスタディーズ研究科教授。東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学分科)卒業。ダマスカス大学、アンカラ大学で研究に従事。ユネスコ人文・社会科学セクター科学諮問委員。一橋大学教授を経て現職。専攻はイスラーム圏と西欧の国際関係、多文化共生論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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