目次
1 自然と環境(地形と気候―南北のコントラスト;国土の多様性―経済・文化の地域差 ほか)
2 歴史(レコンキスタとポルトガルの建国―カスティリャ王国からの分離独立;大航海時代―ポルトガル海洋帝国の誕生 ほか)
3 政治と経済(現代の政治―成熟した民主政治の隘路;経済の動向―「失われた20年」を見据えて ほか)
4 社会(女性解放の歩み―政治参加・離婚・中絶;初等・中等教育―進む教育の現代化 ほか)
5 文化と暮らし(“サウダーデ”―ポルトガル的感情;ポルトガル文学―小さな国の豊かな文学 ほか)
6 旅への誘い(首都リスボン―都市の構造とその変容;ポルト―北部の中心都市 ほか)
著者等紹介
村上義和[ムラカミヨシカズ]
早稲田大学卒業、早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。岩手大学、静岡大学を経て、東京慈恵会医科大学教授。2006年退職。専攻は西洋法制史
池俊介[イケシュンスケ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。早稲田大学卒業、東京学芸大学大学院修士課程修了。博士(学術)。静岡大学教授を経て、2006年より現職。専攻は人文地理学および地理教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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土偶
1
たまたまサラマーゴの「象の旅」を手に取り、近年翻訳された文学、映画を見ることが増えたのに、室町時代からの長い交流があったはずのポルトガルは銃伝来以外よく知らないんだなという私向きなポルトガル入門書。 このシリーズは編者の個性でかなり掲載内容に幅があるのも面白いが、都市伝説枠が収まっているのにニヤリとさせられた。(ネズミのエサにはなりたくないな)2023/12/31
望鍋@stardust
1
増補改訂版を下さい!!!!!!切実にお待ちしております…。歴史は読んだから次は現代国内の様子だろ〜と思いつつ手に取りました。広く浅くポルトガルの内情を説明してあり、さすがとなりました…いかんせん発売日がもう古いのが悲しいですけども…。教育やら法律やら記載してあってとても勉強になった…。なので、改訂版を下さい!!!2023/09/29
こひた
1
軽食ランシェ 干鱈バカリャウの料理 アンコウを焼き魚に? 2014/07/28
ろーじゃ
1
日本とポルトガルの交流がまだまだ薄い事を課題に挙げつつも、ポルトガルの社会・文化を幅広く紹介。筆者の経験を交えて、ポルトガル人の好むスポーツや娯楽に触れていて面白いです。2012/09/02