内容説明
本書は、「指標」アプローチを用いた情報を収録し、国際比較に焦点を当てている。国民経済計算をもっと利用しやすく、有益なものにするとともに、掲載されている各指標の概念的な基礎と、比較可能性の問題を解説することを目的とした出版物である。指標の多様性は、国民経済計算というデータセットの内容の豊富さを示しているが、往々にしてGDPに集まりがちな読者の注目を他の経済的に重要な指標に向け直すことで、読者のニーズにより良く応えられるようにしている。本書は6つの章に分かれており、所得、支出、生産、政府、資本に関する指標を個別に取り上げている。本書に収録されている図表については、それぞれの図表に示されたStatLinkを参照することにより、対応するOECDの元データに直接アクセスし、本書の図表に対応するデータをEXCEL形式で入手することができる。
目次
第1章 国内総生産(GDP)
第2章 所得
第3章 支出
第4章 生産
第5章 一般政府
第6章 資本:金融資産と非金融資産
著者等紹介
中村洋一[ナカムラヨウイチ]
1951年東京都生まれ。1974年東京工業大学工学部卒業、経済企画庁入庁。国際連合経済社会局、経済企画庁経済研究所国民所得部、社団法人日本経済研究センター、麗澤大学国際経済学部などを経て、法政大学理工学部教授、東京工業大学博士(工学)
高橋しのぶ[タカハシシノブ]
1971年東京都生まれ。立教大学大学院法学研究科修士課程修了。1998年7月よりOECD東京センターに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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