内容説明
特別なニーズを持つ子どもの自立から問題行動への対処まで。
目次
1 基本を教える(教える前の準備;スキルのねらいを定める;ステップの確立;ごほうびを選ぶ;効果を最大限に高める環境を整備する;無理なく教えること;記録をとることとトラブルシューティング)
2 スキルを教える(基礎スキル;基本的な身辺自立;トイレトレーニング;遊びスキル;自立した生活―自己管理スキル;自立した生活―家事スキル;自立した生活―実用学習スキル)
3 問題行動への対処(何が問題行動かを見きわめる;行動の分析;問題行動対処プログラムの開始 その1:結果を変える;問題行動対処プログラムの開始 その2:先行条件と代替行動)
著者等紹介
ベイカー,ブルース・L.[ベイカー,ブルースL.][Baker,Bruce L.]
カリフォルニア大学ロサンゼルス校心理学教授。1975年よりカリフォルニア大学の心理学教授。過去には臨床心理学課程の責任者を務め、現在は発達遅滞の子どもにおける精神障害の改善に関する研究を指揮。1966年にイェール大学で臨床心理学の博士号を取得し、その後9年間ハーバード大学で講義を行う。教職生活の間に、精神遅滞の子どもたちとその保護者のために多くの教育プログラムを開発。精神遅滞と家族に関する専門誌5誌の編集顧問を務め、子どもたちと家族に重点を置く多くの専門家組織やボランティア組織にかかわる
ブライトマン,アラン・J.[ブライトマン,アランJ.][Brightman,Alan J.]
アップルコンピュータ世界の障害者のための対策グループ(Apple Computer’s Worldwide Disability Solutions Group)とAT&Tラボ・ティーンエイジ部門の創設者。ハーバード大学で教育学博士号を取得、またマサチューセッツ大学より名誉科学博士号を授与。障害や慢性病をもつ子どもたちに対する固定観念の打破を、幅広いさまざまなメディアによって訴える。全米各地の教育団体の私的顧問を務め、スティーヴン・スピルバーグ氏のスターブライト財団の理事およびマイクロソフトのアクセシビリティアドバイザー委員会の一員でもある
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
1965年生まれ。鳥取大学医学系研究科臨床心理学講座教授。同大学医学系研究科附属臨床心理相談センターにおいて、発達障害を中心とした多くの相談を受けながら、自閉症に関する臨床と研究に取り組んできている。専門は応用行動分析学、臨床心理学。筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科修了。兵庫教育大学障害児教育実践センター助手、同大学発達心理臨床センター助教授、同大学大学院臨床・健康学系准教授を経て、現職。臨床心理士・専門行動療法士・自閉症スペクトラム支援士エキスパート・学校心理士
挙市玲子[コイチレイコ]
1968年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業
谷口生美[タニグチナルミ]
1964年京都府生まれ。大阪外国語大学ロシア語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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