目次
1 人類学と開発問題(開発援助と人類学の関係;開発人類学の展開;開発人類学の認識論―「人類学的」応用の意味するもの;文化人類学と国際医療協力のつながり・へだたり―KAPサーベイをめぐって)
2 実践の現場から(エミックな視点から見えるトイレの問題―現地社会の内側からの理解とは;開発援助実践のフィールドワーク―「わたしたちが変わる」場づくりのために;「人々のことば」と「開発のことば」をつなぐ試み―開発援助におけるコミュニケーションを再考する;ローカルな文脈とジェンダーの接点を求めて―開発実践者の立ち位置を考える;開発実践における「プロセスの記述」―ザンビアとタンザニアのフィールドからの学び;開発の「正義」と見えない代価のはざま―東アフリカ潅漑地への入植と健康被害を垣間見て;健康と病をどう捉えるか―ネパール農村女性の妊娠、出産、産褥期の健康希求行動)
著者等紹介
佐藤寛[サトウカン]
現職:アジア経済研究所海外調査員(在ブライトン)。専攻:開発社会学、地域研究(イエメン)、日本の社会開発経験研究
藤掛洋子[フジカケヨウコ]
現職:東京家政学院大学・大学院准教授、ミタイ(子ども)基金代表。専攻:文化人類学、ジェンダーと開発論、パラグアイ地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 統計・調査資料ガイド