子どもの福祉を改善する―より良い未来に向けた比較実証分析

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  • サイズ B5判/ページ数 220p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784750333533
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0036

内容説明

今日の子どもの福祉の実情はどのようなものか。政府がどれだけの費用を使い、またそれは適切な時期に使われているのか。子どもの初期の時期にどのような社会政策と家族政策が最大の影響を与えているか。ひとり親のもとで成長することは子どもに不利な状態をもたらすのか。世代にまたがって継続する不平等は子どもの福祉にとって脅威となっているか。広い範囲の資料にもとづいて、OECD加盟国全体にわたって子どもの福祉のさまざまな指標を構成し、分析。物的貧困、住まいと環境、教育的福祉、健康と安全、危険行動、学校生活の質、の6つの基幹的な分野を対象としている。

目次

第1章 中心的な事実発見の要約
第2章 OECD諸国にみる子どもの福祉の国際比較
第3章 子どものライフサイクル全体のなかでの社会支出
第4章 胎児期から幼稚園まで
第5章 子どもの福祉とひとり親状態
第6章 子ども時代と世代間移動
第7章 子どもの福祉を改善する:前進の道

著者等紹介

高木郁朗[タカギイクロウ]
東京大学経済学部卒業。現在、山口福祉文化大学教授

熊倉瑞恵[クマクラミズエ]
日本女子大学大学院人間生活学研究科博士課程後期在学。2008~2009年ロスキレ大学大学院社会グローバリゼーション研究科留学(デンマーク)。現在、愛国学園大学人間文化学部助教

関谷みのぶ[セキヤミノブ]
日本女子大学大学院人間生活学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、名古屋経済大学短期大学部准教授

永由裕美[ナガヨシヒロミ]
中央大学大学院法学研究科博士後期課程民事法専攻単位取得退学。現在、中央大学商学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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