目次
1 歴史と文化(長江文明と黄河文明―中国文明と地域文化;漢民族と少数民族―民族は「近代」によって作られた ほか)
2 明・清伝統中国(明王朝―洪武帝から永楽帝へ;海禁と鄭和の遠征―和の遠征―明初の国際関係の展開 ほか)
3 近・現代の中国(アヘン戦争と南京条約―西洋の衝撃と「開国」;太平天国―近代への反発と憧れ ほか)
4 日本と中国(隋唐帝国と日本―遣隋使・遣唐使の理念と現実;白居易と日本の王朝文学―「長恨歌」を愛読した平安貴族 ほか)
著者等紹介
並木頼壽[ナミキヨリヒサ]
1948年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学文学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。2009年8月4日逝去
杉山文彦[スギヤマフミヒコ]
1945年生まれ。東海大学文学部アジア文明学科教授。一橋大学大学院社会学研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ピオリーヌ
4
読み応えあり。近現代史の比率が高い。一番役に立つのは末尾の参考文献。まだまだ読みたい本が沢山あるなあ…2019/07/07
bitotakeshi
1
このシリーズ、共著であるせいかやや一貫性に乏しく、また章の前後で話が大きく変わったり、期間的な空白があるため、一見ではわかりにくい。かといって、詳細な記述がしてあるかと言えばそういうわけでもなく、むしろ用語の解説も最低限のものしか書かれていなかったりして、歴史の概括書としては中途半端な一冊。最初にわかりやすい本を一冊読んだ後に、違う視点からという意味で読むといいかも。2015/12/02
taichi
0
美術館で中国の陶磁器を見て中国に興味が湧いたので読んだ。前読んだドイツに比べて前近代が多くて、中国はやっぱり歴史の国だな、と思った。隣国だけどあまり深く学んだことは無かったので参考になった。2024/10/03
guanben
0
もう一回、基礎から勉強しようということで。結構忘れてることいっぱいありました。 2013/04/21
nitti
0
中国の歴史を復習しようとして読んだけれど(概略一通り学んだはずの身としても)やはりわかりにくい。基礎知識がないと頭に入ってこない難易度で、全体の概略を掴むというより、ある程度知りたいことを調べる目的で読んだ方がいいかも。上海、杭州、安徽省に行くにあたり事前勉強的にぱらぱらと。2018/06/08
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