目次
序章 屋久島を問う、ということ
第1章 森への視線
第2章 開発の時代
第3章 山と海をつなぐ円環
第4章 人と動物
第5章 縄文杉の神話作用
終章 「世界遺産」という怪物
補章1 環境民俗学の可能性―屋久島の事例を中心として
補章2 ガイドという職業の誕生―世界遺産登録後の屋久島における暮らしと観光
補章3 屋久島のエネルギー問題―電力供給の公共性
著者等紹介
中島成久[ナカシマナリヒサ]
1949年屋久島生まれ。屋久島の宮浦小学校、宮浦中学校、屋久島高校を経て、1973年鹿児島大学法学部法学科卒業。1978年九州大学大学院教育学研究科博士課程文化人類学専攻中退、九州大学教育学部附属比較教育文化研究施設助手。1981~82年インドネシア、カジャ・マダ大学留学。1982年法政大学第一教養部助教授。1987年コーネル大学東南アジアプログラム客員研究員(1年半)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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