内容説明
この地球の経済はじつのところ、どうなっているのか?身近な疑問から経済の全体像がよくわかる50の入門講座。
目次
第1部 地球経済の現状と課題群(のび太とジャイアンの関係から考える―新自由主義とパックスアメリカーナ;協力するべきか裏切るべきか、それが問題―WTOと「囚人のジレンマ」 ほか)
第2部 地域ごとに見る地球経済(発明も発展も実は99%の汗?―世界銀行『東アジアの奇跡』とアジアのこれから;パパ、どうすればお小遣いは増えるの?―日本経済の疲れた現状 ほか)
第3部 地球経済の今後を考える(「人」+「魚」=「人魚」!―シュンペーターの「イノヴェーション」と地球経済;冷戦が終わって見えてきたもの―資本主義の多様性 ほか)
第4部 地球経済の仕組みと新たな枠組み(生産、分配、支出、生産、分配…のサイクル―経済活動と分業の役割;「集積」と「分散」がキーワード―貿易による国際的分業のこれから ほか)
著者等紹介
石戸光[イシドヒカリ]
東京大学工学部・経済学部卒業、ロンドン大学大学院経済学研究科修了。国連開発計画、日本貿易振興機構アジア経済研究所などを経て、2005年千葉大学法経学部助教授。現在千葉大学法経学部准教授、経済学博士(Ph.D.)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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がっち
3
面白かった。21世紀の経済のあり方、日本と世界がどう経済面で渡り合っていくかなど分かりやすく説明されていた。もう一度読んでおきたいと思える本である。A2011/05/12
カッシーニ
0
良書。グローバル経済におけるトピックを易しく解説していて、専門でなくても読みやすい。知らなかった言葉も多くあり、とても勉強になった。/気になったワード:WTO囚人のジレンマ、FTA→貿易創出効果、貿易転換効果、資本蓄積効果、サービスの多様化、ペトロダラー、IMFの発言権はクウォータに比例、ワシントンコンセンサス、合理的な愚か者、合理性⇔倫理性、東アジアの奇跡、70÷平均成長率=二倍になるまでの年数、インドケララ州、中東ラクダからクルマへ、新自由主義、公正、ウェーバー「禁欲の精神」、グローカナル、比較優位論2011/03/27
邪馬台国
0
ここ最近の世界の経済がなるべく身近でわかり易い例えを用いられて、様々な観点で取り上げらている。世界情勢音痴なじぶんでも、かなり理解しやすく読めた。タフに(多様性、複雑性、任侠性)を意識してこれからの経済を見守っていきたい。2011/03/18
わがまま娘
0
Think globally act locally2023/02/09
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