目次
1 南アフリカの成り立ち―歴史、人種、エスニシティ
2 ポストアパルトヘイト時代の政治
3 世界が注目する経済
4 ダイナミックに変わる社会
5 底流をなす文化力
6 日本と南アフリカ、アフリカのなかの南アフリカ
著者等紹介
峯陽一[ミネヨウイチ]
同志社大学大学院グローバルスタディーズ研究科教授。アフリカ地域研究、開発経済学、人間の安全保障研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
灘子
1
このシリーズ本当に読みやすい!新しい本出してほしき! BEEがうまくいかないって言われてるわけがやっとわかった。電気不足まじやばき。高技能の人が海外流出しない仕組みと国内で多くのことがまかなえるようになればいいのかな…。 ヘレン・ジレ ・アフリカ諸民族言語での字幕、出版、語学教室?2021/01/31
tiki
1
南アフリカの歴史から、政治、経済、文化まで。日本語で南アフリカについて書かれた貴重な一冊。2019/05/04
海星梨
1
このエリア・スタディーズシリーズを知って、どの巻から読もう?と少し悩みつつ、本巻を選んだ理由は実は覚えてないです。というほど、情報量が多い。わたしにとっては、まず場所から国旗から国家から全部が新しい情報で、もっと知りたい!!!他の国のことも知りたい!!!と思えるような一冊でした。2018/11/04
kozawa
1
中立性批判のあるシリーズだけど、普通は本書レベルも南アフリカ知らんし。いいんじゃないですかね、ちょうどいまどき。この国をより平和にするために何かできるのだろうか。はてさて。2010/06/18
かずら
0
人種隔離政策アパルトヘイトを脱却し、新しい国造りの途中である南アフリカ。その今を複数の著者が書く本。知らないことがほとんどで面白かったです。かつて支配層だった白人すべてを排斥するのではなく、彼らの政治の椅子を残しておくことで国家転覆を防いだり、アパルトヘイトの罪を認める代わりに訴追をしないことを決めたり。純粋な美談ではなくて、高度な政治戦が展開していたんですね。経済成長で先はバラ色かと思いきや、外国人排斥グループが台頭しているようで。日本とは違う世界が見れてよかったです。2014/03/16