目次
1部 民族的マイノリティ(ユダヤ人差別の系譜;シンティ・ロマの虚像と実像;移民からドイツ人へ―ドイツ帰化テスト導入をめぐって)
2部 社会的マイノリティ(マイノリティとしての作家;同性愛の世界;ドイツ近代精神医学の罪―その誕生からナチス「安楽死」まで)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ありさと
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民族的マイノリティとしてユダヤ人、シンティ・ロマ、移民を、社会的マイノリティとして作家、同性愛者、精神病者を扱い、ナチスの大量殺戮に至るそれぞれの歴史的背景が描かれている。シンティ・ロマについて読みたかったのだがほかのトピックも興味深い。まあユダヤ人に関してはほかにいくらでも良い本があるけども。しかしシンティ・ロマの章、半分くらいはジプシー全体についての概説なのが惜しい。そのへんは参考文献への誘導で済ませてくれても良かったのではとも思ってしまう。2016/12/22
YayoiM
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ドイツにおける被差別民の歴史的経緯などを扱った本。いわゆるジプシーの起源についての話は興味深かった。(ジプシーは一つの民族でとこかから移住してきた、というのではなくて、今で言えば被征服民や失業者・浮浪者というべきで、だから人権がなかなか認められなかったのねとか) ユダヤ人や同性愛者についてはありふれているので読まなくてよし。同性愛者についての差別の凄まじさは『ピンクの三角』というオソロシイ本があるので、勇気があれば読めばいいと思う(ナチ時代の強制収容所を生き延びたゲイが書いた本。最悪の気分になります…)2013/04/13




