目次
社会的弱者と観光に関する研究
第1部 マスツーリズムに代わるもう一つのツーリズム(エコツーリズムと自然保護―八重山諸島西表島を事例として;ヤチャナ・ロッジとルナ・トゥパリ―エクアドルにおけるコミュニティ・ベイスト・ツーリズムの二つの成功事例;農村の生産者組織―コミュニティ・ベイスト・ツーリズム開発の中心的地位;北部カナダにおける「異人、先住民、そして土地」―生活様式を維持すること;エコツーリズムによる自立―台湾阿里山郷達娜伊谷渓での経験;マレーシア・パハン州におけるエコツーリズムの展開―オランアスリの参加、オランアスリ社会へのインパクト)
第2部 ツーリズムと生活環境改善を模索する人たち(ツーリズム・マレーシアに動員されるオランアスリ―必要に応じて可視化されるマレー半島の先住民族;少数民族の観光開発の持続的発展とその脆弱性―ガイアナのサンタミッションのアラワク人の場合;国際観光システムを底辺で支えるはざまの人々―タイ山岳少数民族と観光産業;観光発展と変化する生活様式―フィリピン・イフガオ州バナウェの世界遺産の棚田群における事例;シャンティニケータン地域の観光現象の変化とバウルの適応戦略;半島マレーシアにおける小規模漁村のツーリズム;ネパール観光都市における過剰な銀行群と社会的弱者―マイクロファイナンスは、「貧者ビジネス」とはならないか?;少数民族の社会的地位と観光の役割―ケイパビリティ・アプローチの観点から)
著者等紹介
江口信清[エグチノブキヨ]
立命館大学文学部教授
藤巻正己[フジマキマサミ]
立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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