目次
第1章 「朝ごはん」運動の虚妄―飢餓の世紀、ケトン体の復権のために(朝食推進論批判;空腹時脂質代謝―ケトン体研究の潮流)
第2章 階層原理に見る近代食養運動の科学性―生活次元の食理論構築のために(自然界と食行動の階層性;生活科学としての栄養学へ;食事指針の意義と限界;科学的食事理論としての近代食養理論)
第3章 “火の神信仰への叛逆”顛末記―神なき時代「食卓の戦後体制」崩壊の先に(“火の神信仰”の時代;生きられた近代食卓の諸層;「食育」に見る食卓論の政治)
著者等紹介
森本芳生[モリモトヨシオ]
1957年兵庫県生まれ。岡山大学理学部物理学科卒業。神戸大学大学院教育学研究科(修士課程)修了。専攻・教育学。日本綜合医学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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