目次
第1部 家経済とジェンダー(日本中世社会にみる家督・家業とジェンダー;後期中世ドイツ都市における商家の女性労働―家族経営における役割を中心に;近世農村の「家」経営と家族労働にみるジェンダー)
第2部 近代化・工業化とジェンダー(維新変革とジェンダー―女中のゆくえ、武士のゆくえ;ドイツにおける労働者のジェンダー化―労働運動の営為を中心に;都市化よ女性労働―十九世紀後半から二〇世紀初頭のロンドンにおける労働構造にみる)
第3部 消費社会とジェンダー(大量消費社会の成立―消費のジェンダー化;化粧品広告メディアとしての「戦時婦人雑誌」)
第4部 グローバル化する経済とジェンダー(経済開発政策とジェンダー―大メコン河流域経済圏の中のカンボジア;国際ケア労働市場の形成―制度的・構造的観点から;フランス社会とジェンダーの位相:北欧福祉国家レジームと家族・労働)
著者等紹介
長野ひろ子[ナガノヒロコ]
中央大学経済学部教授。日本経済史、ジェンダー史
松本悠子[マツモトユウコ]
中央大学文学部教授。アメリカ社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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