学校知識 カリキュラムの教育社会学―イギリス教育制度改革についての批判的検討

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  • サイズ A5判/ページ数 357p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750329529
  • NDC分類 375
  • Cコード C0037

目次

第1部 理論とリサーチから政治と実践へ(学校カリキュラムを社会学的に把握する試み;イデオロギー的実践としてのカリキュラム;カリキュラム研究と学校知識の社会学;アカデミックな批判からラディカルな介入へ)
第2部 社会学的に見た現行カリキュラムの論争(学力大論争とその余波;公的試験のポリティクス;社会・政治教育における連続性と変化;社会学者と政治運動―その今日的課題についての一つのレジュメ)

著者等紹介

ウィッティ,ジェフ[ウィッティ,ジェフ][Whitty,Geoff]
1946年生まれ。現在、英国・ロンドン大学教育研究院学長。専門は教育社会学、学校知識論、教育改革論

久冨善之[クドミヨシユキ]
1946年生まれ。北星学園大学文学部助教授、埼玉大学教育学部助教授を経て、一橋大学大学院社会学研究科教授

松田洋介[マツダヨウスケ]
1975年生まれ。滋賀県立大学人間文化学部専任講師を経て、金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授

長谷川裕[ハセガワユタカ]
1961年生まれ。琉球大学教育学部教授

山田哲也[ヤマダテツヤ]
1973年生まれ。宮城教育大学教育学部専任講師・准教授を経て、大阪大学大学院人間科学研究科准教授

梅景優子[ウメカゲユウコ]
1965年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程

本田伊克[ホンダヨシカツ]
1973年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程

福島裕敏[フクシマヒロトシ]
1970年生まれ。弘前大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tristezza

0
1985年に出版された教育社会学の古典的扱いだそうだが、なんとこの邦訳は2009年(笑)!……原典に当たれるだけの語学力がどれほど大事かを知る。内容はここでは書ききれないほど濃いが、主に英国の1960年代後半から台頭してきた「新しい教育社会学」がさまざまな論争を経て、教育におけるカリキュラムをめぐる政治的闘争に左派が敗北し続けてきた歴史について、どのような力が働いてきたのかを丹念に追っている。著者の提案はやや中道的(左派寄りの)で折衷的なものなので、英国の教育社会学史、教育改革史として読むのがよいかと。2013/09/05

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