• ポイントキャンペーン

明石ライブラリー
アメリカのグローバル戦略とイスラーム世界

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 412p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750329178
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0336

目次

「アメリカの使命」意識の源流
1 保守主義の実像(変貌をとげる福音派―政治と信仰の新たな関係;フランシス・フクヤマとネオコン思想の将来―モダニティへの飽くなき執念;ユダヤ系新保守主義者とイラク攻撃―ミアシャイマー=ウォルトへの批判)
2 テロと核に揺れるアメリカ外交(米国の脅威認識―テロリズム観の根源と国際的対策;対中東政策とイスラーム復興主義―冷戦期からポスト9・11期へ;ブッシュ・ドクトリンの限界と強靭性―中東の「核」をめぐって;ブッシュ外交の遺産と課題―イラク・北朝鮮問題を中心に)
3 グローバル戦略とイスラーム世界(イラン・イスラーム体制と近代西欧との距離―トマス・アクィナスを事例にして;アメリカは中東を手なずけられるか―テロとの戦いとシラバス改革;アメリカの対イスラーム戦略の欠陥―イランの視点から;イスラーム急進主義の思想と戦略―空想と現実の狭間で揺れるジハード)
グローバルな政治における宗教的暴力
CISMOR国際ワークショップ

著者等紹介

森孝一[モリコウイチ]
同志社大学神学部教授・一神教学際研究センター長。1946年、広島市生まれ。米国・バークレー神学大学院連合博士課程修了(Th.D.)。専門はアメリカ宗教史

村田晃嗣[ムラタコウジ]
同志社大学法学部教授。1964年、神戸市生まれ。同志社大学法学部卒業、米国ジョージ・ワシントン大学留学を経て、神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。専門はアメリカ外交、安全保障政策研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

偽教授

0
論文集。興味深いタイトルもいくつかある2014/02/11

ワッキー提督

0
フランシス・フクヤマによるブッシュの対中東政策批判が興味深かった。優しい内容ではなかったので、通読ではやや頭に入りづらかった。今後はその都度関連する章を再読する予定。2012/12/30

メルセ・ひすい

0
既知の記述に終始。 同志社大学21世紀COEプログラム「一神教の学際的研究−文明の共存と安全保障の視点から」を基に、ジョージ・W・ブッシュ大統領政権の2期8年における対イスラーム世界外交を総括する。 2009/05/05

可兒

0
フランシス・フクヤマはネオコンと決別したのではなく、むしろ“ネオコン主流派”が最初から新保守主義ではなかったのだ! という言説をはじめ、福音派民主党員や反近代のグローバル化など、一般に言われない事実が興味深い。フクヤマさんご本人はあいかわらず民主化民主化していて、反感とともに安心を覚えた2009/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/182828
  • ご注意事項