目次
第1部 アジアの大地に立つ(植民地の傷跡と分断の朝鮮半島;日中の戦争と苦難の中国近現代史を歩く;「フォルモサの島」台湾の過去と現在;あらためてアジア・太平洋戦争を思う―戦後五十年のシンガポールとマレー半島の南端にて ほか)
第2部 ヨーロッパとその他の地域で思うこと(「過去の克服」とは;アウシュビッツへの道―チェコとポーランドにおける戦争とホロコーストの現場を訪ねて;過去を記憶し続ける国・ドイツを訪ねて―かつての加害者は、どう向き合っているのか;旧ソ連・東欧を訪ねて―社会主義の理想と現実そして現在 ほか)
第3部 旅を通して考えたこと(いま伝えたいこと・歴史・戦争そして憲法)
著者等紹介
根津茂[ネズシゲル]
1959年、神戸市に生まれる。1982年、甲南大学法学部卒業。以後12年間にわたって企業に勤務。主として、総務、人事、経理を担当する。この時期、『歎異抄』により親鸞の教えに出会い仏教を学ぶ。1994年より真宗大谷派僧侶(大阪教区南溟寺所属)。1996年より甲南高等学校・中学校非常勤講師を兼ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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