東京大生×北京大生 京論壇―次世代が語る日中の本音

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東京大生×北京大生 京論壇―次世代が語る日中の本音

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750328218
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0036

出版社内容情報

2006年東京大学・北京大学の学生60人以上が集まり始まった日中学生フォーラム「京論壇」。両国を往復して様々な分野でフィールドワークを行い、安保・歴史認識・経済・環境分野における日中関係の現状・未来について侃々諤々の「熱い」議論を戦わす!


 刊行によせて

第1部 京論壇とは何か?
  京論壇をめぐる動き
  プロローグ――京論壇という挑戦
 第1章 プレゼンテーションに向かう1年
  1 京論壇とは?
  2 引き継がれていく京論壇

第2部 飽くなき議論の果てに
 第1章 日中に求められる「環境意識」とは?――環境分科会
  1 「環境」は日中で議論すべきテーマか?
  2 環境分科会の軌跡
  3 環境保護と経済発展はトレードオフか?
  4 地球温暖化は中国の環境問題か?
  5 中国の環境教育と人びとの環境意識
  6 日本は「環境先進国」なのか?
  7 個が変わること、システムが変わること
 第2章 「感情」と「価値観」を分けて考える――歴史認識分科会
  1 京論壇に不可欠な分科会
  2 歴史学者への訪問、高校へのフィールドワーク
  3 相手の立場に自分がいるとして考える
  4 どうすれば相手を傷つけず、刺激せずにすむのだろうか?
  5 ナショナリズムの難しさとどう付き合う?
  6 私たちのモチベーション
 第3章 違いと向き合って、共に歩む――経済分科会
  1 日中経済は互いに重要か?――前提の検証
  2 日中協力――共通通貨の模索とバブルへの対応
  3 労働観・価値観の違いを超えて
  4 日中協力が揺らぐことはない
 第4章 「認識のズレ」を探る――安全保障分科会
  1 何を目指したのか――「認識のズレ」とその原因
  2 何を議論したのか――日中信頼醸成を目指して・北朝鮮と台湾海峡問題
  3 何が得られたのか――安全保障・民主主義・内政観をめぐる「認識のズレ」の実像
  4 目的は果たされたのか――「違う」ということ

第3部 京論壇の舞台裏
 第1章 京論壇の誕生
  1 スクリーン越しの呼びかけ
  2 たった一つの条件
  3 書店で見つけた学生らしさ
 第2章 日中の学生の「協働」
  1 東大生にとっての学生活動とは? 北京大生にとっての学生活動とは?
  2 組織文化
  3 リーダー像
  4 エリート意識・リーダー観――東大生が北京大生から学んだこと
  5 京論壇の未来へ向けて
  6 共に働き、共に創る

 エピローグ――挑戦の途上で

 刊行によせて

 2005年、それは「政冷経熱」という言葉が蔓延した時期でした。当時の小泉純一郎首相の靖国神社参拝、歴史教科書問題、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りをめぐる議論などがきっかけとなり、各地で起きた反日デモ。その後、両国では、嫌中、嫌日をあおるような報道や書籍がたくさん見られるようになりました。
 一方、経済分野の関係においては、両国の貿易、投資などが着実に加速し、日中の経済協力に異論を唱える人はほぼ見当たりませんでした。
 そのようないびつな状況のもとで、東京大学と北京大学の学生交流フォーラム「京きょう論ろん壇だん」は生まれました。互いの国を訪問し合う時間の余裕もあり、また意見を制約される立場にない学生という自由な時に、「本気で、本音で、正直に日中の問題を議論しよう」と思い立ったのでした。
 東大側で参加した学生は決して「中国通」というわけではありません。経済学部、教育学部、法学部、教養学部、工学部、農学部、文学部など、さまざまなバックグラウンドをもち、中国のことはテレビや書籍からの情報でしか得ていない学生がほとんどでした。それでも、私たちは北京の学生とのぶつかり合いを覚悟して、お互いがお互いの国に足を運びました。
 2週間の両国訪問、徹夜で行う議論の中で、互いの主張をぶつけ合い、自らの先入観・偏見に気づき、そして相手を理解しようと努めました。その取り組みの中で、さまざまな面白い気づきや発見があったと、私たちは思っています。
 両大学生の議論だけでは、決して「中国とは何か」「日本とは何か」を、語ることはできません。そのうえ、経験も知識も少ない学生です。ですから、これからお読みになる内容を見て、「何もわかっていない」、そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
 それでも、私たちが気づいたことが、皆さんの情報源の一つになれば幸いと思い、これまでの記録を書籍として刊行する決意に至った次第です。
 手探りの企画立案からスポンサー集めに始まり、どうにかフォーラムの形を整えて、3年目の開催準備に至るまで。学生たちの軌跡をどうぞ、お楽しみください。

 2008年7月  京論壇東京大学実行委員会一同

内容説明

社会に出る前に、知っておきたい中国がある。日中未来のリーダーが徹底討論。

目次

第1部 京論壇とは何か?(京論壇という挑戦;プレゼンテーションに向かう1年)
第2部 飽くなき議論の果てに(日中に求められる「環境意識」とは?―環境分科会;「感情」と「価値観」を分けて考える―歴史認識分科会;違いと向き合って、共に歩む―経済分科会;「認識のズレ」を探る―安全保障分科会)
第3部 京論壇の舞台裏(京論壇の誕生;日中の学生の「協働」;挑戦の途上で)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masaki Nakamura

1
自分の関わっていないプロジェクトを俯瞰すると、様々な問題点が見えてくるものだが、実際に自分が運営側に回ると、「これが他のプロジェクトにあんなに批判的な自分の立ち回りなのか」と無力感に苛まれるほど、思考を行動に移すのは難しい。だからこそ、机上の学問だけにかじりつかず、この京論壇に参加した人たちのように、自分の意見を価値観の異なる相手にぶつける機会を積極的に求めていきたいと心を新たにできた。2012/06/05

がっち

1
日本のエリートと中国のエリートではこうも違うのかと思う。どっちが優れているとかいう問題ではなく、なんか異質に思えた中国。2012/01/28

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